学校のこと



叶水小中学校は、山の中の小さな学校。
 小さな学校だからこそできる、本当の教育。

やさしさ。たくましさ。おもいやり。
 小さなコミュニティが育てる大きなこころ。



小国町立叶水小中学校は、児童生徒あわせて20人にも満たない小さな小中併設校です。
小さな学校ならではの非常にていねいな教育により、小学1年生から中学3年生まで全員で力をあわせて、一人一人が責任感をもって、活き活きと、伸び伸びと日々の学校生活をおくっています。

保護者の3分の2が移住者(基督教独立学園の教職員を含む)であり、少人数でも多様性が非常に高いことから、一人一人の豊かな個性を大切にする教育が行われています。




<学校の特徴>
☆個に応じたきめ細やかな学習指導で、確かな学力!

  少人数だからこそできる学習指導。丁寧にわかるまで教えてもらうことができます。

☆児童・生徒一人一人が主役となり、様々な場で大活躍!
  児童・生徒会、運動会・文化祭などで、様々な個性が発揮されます。一人一人の活躍にビックリ!
  そうした活動の中育まれる自主性、リーダーシップ、責任感、チームワーク等は特筆すべきものがあります。

☆さまざまな体験学習が充実! 
  わらび取り、ボランティア活動、林業・農業体験、などなど。
  地元にある「本物」をしっかり体験することで、子どもたちの「生きる力」を着実に伸ばします。
  人数の多い学校や都会の学校ではなかなかできないことが、ここでは当たり前のように経験できます。

☆地域全体でサポート!
  叶水小中学校生は地域の宝!子どもたちは地域全体が見守る中で伸び伸びと学習しています。
  地域の方々を先生とした活動や、基督教独立学園高校の生徒・先生方との交流も盛んです。


<特色ある活動>
「叶水小中運動会+東部地区運動会」

  学校の運動会に、保育園児、基督教独立学園高校の生徒、地域住民も参加して、全員で行います。
  子どもたちが全力で躍動し、おじいちゃんおばあちゃんがその姿に目を細め、青年同士が本気で競い合う。
  子どもは子どもらしく、青年は青年らしく、お父さんも、お母さんも、おじいちゃんも、おばあちゃんも、
  一人一人がみんなその人らしく輝く1日です。この一体感、参加しなければ、わかりません。




「叶水小中学校文化祭+東部地区ふるさとまつり」
  運動会と同様、地域みんなが参加する一大イベントです。
  小中学校の文化祭に、保育園児のおゆうぎ、学園生の合唱、地域有志で構成する劇団の演劇、
  PTAや合唱サークルの発表など。笑いあり、涙あり、感動あり!
  最後に会場全員で歌う「ふるさと」は、地域を思い、子どもたちを思う気持ちであふれています。




その他の活動
  「地域と共に行動する。おもしろいことを一緒にやる。学校と家庭、地域との共同実践。」を基本に様々な
  取り組みを行っています。生活科や総合的な学習の時間では、いのちの教育や食育をテーマに、PTAや
  地域の方に協力していただき、野菜の栽培や調理実習をしたり、有機米の栽培から収穫をして感謝祭を
  開いたりもしてきました。このように様々な教育活動の場面で地域や家庭の力をお借りし、生きた体験を
  通して、子どもたちの「学び」を育んでいます。




<学校の歴史>
  明治6年に地域のお寺を校舎として創立。明治13年に、現在の場所に校舎が建築されました。
  昭和53年に校舎が建築され、グランドの拡張や教室の一部増築が行なわれて現在に至っています。
  昭和60年代には児童生徒数は70名ほどでしたが、横川ダム(平成20年完成)建設に伴う水没地域の
  集団移転により減少し、現在では20人以下になっています。


<ご留意いただきたいこと>
  サッカー、野球、ブラスバンドなど、一定の人数が必要な活動には制約があります。
  どうしてもそうした活動がしたいお子様には向かないかもしれません。